大収穫祭2026

今宵、秋の空の下
米は実った。命は続く
あとは、坂田明が吹けばいい

そう書いたのは去年のこと。そして今年もまた、秋がやってくる。生を吹き続け、吹けばたちまち景色を変えてしまう坂田明。ノイズの地平を切り拓いてきた美川俊治。境界を越えて音をつなぎ続ける中尾憲太郎。剥き出しの身体で音を放つ中村達也。それぞれが長い時間をかけて、自分だけの音を育ててきた。収穫とは、ただ実りを得ることではない。種を蒔き、育て、失敗し、それでも続けてきた時間への祝福だ。だから収穫祭には、その場でしか生まれない音がよく似合う。
今宵、秋の空の下
米は実った。命は続く

この秋、この場所、この顔ぶれ。同じ演奏はない。
そして、同じ秋はもう来ない。

坂田明(sax、voice、bells)
美川俊治(electronics)
中尾憲太郎(bass)
中村達也(drums)

渋さ知らズの演奏は、現代における本当の“祭”かもしれない。

ベーシスト・不破大輔を中心に1989年に結成された「渋さ知らズ」は、ジャズ、ロック、即興演奏、舞踏、演劇、美術、パフォーマンスなど、あらゆる表現を飲み込みながら進化し続けている。そして今年の収穫祭には、総勢20名を超える音楽家、舞踏家、パフォーマーたちが集結する。ステージに立てば、演奏者、舞踏家、ダンサーが入り乱れ、音と身体と空間がごちゃ混ぜになった巨大なひとつの生命体が現れる。その音楽は、フリージャズの精神を基礎にしながらも、ロックの熱量、民謡の哀愁、即興の自由、そして演劇的な仕掛けを巧みに融合し、観客を「ただのライブ」を超えた一夜限りの祝祭空間へと巻き込んでいく。渋さ知らズの魅力は、その混沌にある。音も踊りも歓声も、その場にいる人たちすべてを巻き込みながら大きなうねりとなっていく。言葉はいらない。
震える音に身をゆだねて、理屈より先に心が踊る。この渦に、そっと飛び込めば、きっと、あなたも祝祭の一部になる。

メンバー(予定):
北陽一郎(tp)/高橋保行(tb)/立花秀輝(sax)/松原慎之介(as)/斉藤圭祐(as)/鬼頭哲(bs)/加藤一平(g)/小林真理子(ba)/山口コーイチ(key)/関根真理(per, vo)/山本直樹(ds)/渡部真一(vo)
ペロ/すがこ/高橋芙美/藤花/若林淳/藤田智久/ボス/東洋

不破大輔

ALTERED STATESは、ギタリスト内橋和久、ベーシストナスノミツル、ドラマー芳垣安洋による、日本の即興音楽シーンを代表するトリオのひとつである。

明確な作曲や固定された構造に依存せず、各メンバーの瞬発的な判断と反応によって音楽が立ち上がっていくスタイルを特徴とし、ギター・ベース・ドラムという編成の中に、常に予測不能な運動性と緊張感を生み出す。
静と動の対比というよりも、音がぶつかり合いながらも消えずに共存し続けるような場を作り出し、その瞬間ごとに編成そのものが再定義されていくような演奏が展開される。固定されたジャンルの枠に収まらず、即興音楽、ロック、フリージャズの境界を横断しながら活動を続けている。

内橋和久(guitar)
ナスノミツル(bass)
芳垣安洋(drums)

武田理沙と吉田達也。たった二人。だが、その演奏は穏やかな対話というより真剣勝負に近い。武田理沙はこのデュオを「殴り合い」と表現した。もちろん本当に争っているわけではない。だが、一音たりとも気を抜けない緊張感の中で、互いのアイデアをぶつけ合い、受け止め、さらに大きなエネルギーへと変えていく。予測不能な展開。目まぐるしく変わる景色。激しさとユーモア。混沌と美しさ。

二人の音楽は、その瞬間にしか存在しない。果たして今夜はどちらが勝つのか。いや、そんなことはどうでもいい。最後には観客もそのやり取りに魅了され、二人とともにまだ見ぬ場所へ連れて行かれるのだから。

武田理沙(piano, synth, effects)
吉田達也(drums, vocal, synth)

pokettoとは、日高理樹gt、松丸契sax、山本達久dsによるバンド。これまでに2種類の会場限定CD-Rを各100枚完売。2025年9月3日に初となるスタジオアルバム “pocket” をSTEREO RECORDSよりCD/LPでリリース。2026年1月に四国/中国地方を、同年6月に山陰地方をそれぞれツアー。

in the pokettoと冠した自主企画を勢力的に敢行し、今までに石橋英子, カフカ鼾, Arman Nalbandian, Giotis Damianidis, 中尾憲太郎, よよよしえ(おとぼけビ〜バ〜), 稲田誠, 水谷康久(ゑでぃまぁこん), 大友良英(敬称略)などジャンルを越境した様々なゲストを迎える。
特にその中から、石橋英子をゲストに迎えたライブ盤 “Eiko in the poketto” を製作販売し、150枚完売。更にそのレコ発のライブ録音を使った二次創作盤”Eiko in the poketto 2″を発表。好評を博す。

松丸契(sax)
日高理樹(guitar)
山本達久(drums)

MUGAMICHILLは、ベーシストナスノミツルを中心に、ギタリスト中村弘二、ドラマー中村達也の3名によって構成される、日本のダークロック/アブストラクト・ロック・ユニット。即興演奏を基軸にしながらも、ノイズ、ポストロック、ダブ的な空間処理が混ざり合い、重く沈み込むようなグルーヴと、断片的な衝動がせめぎ合う音像を作り出す。ライブごとに構造が変化し、楽曲というより「場そのもの」が生成されていくようなパフォーマンスが特徴である。
CD-Rやライブ音源的アプローチから始まり、クラウドファンディングを経てフルアルバムへと発展していく過程そのものも含め、作品と現場が強く結びついたプロジェクトとして展開されている。ジャンルの境界を固定せず、ロックの身体性と即興音楽の不確定性を同時に引き受ける、現代日本のアヴァンロックの重要な一角を担う存在と言える。

ナスノミツル(bass)
中村弘二(guitar)
中村達也(drums)

久我農園 大収穫祭2026

[日程]
2026年10月24日(土曜日)

[時間]
open12:00 / end20:30(予定)

[LIVE]
坂田明+美川俊治+中尾憲太郎+中村達也
渋さ知らズオーケストラ
ALTERED STATES(内橋和久+ナスノミツル+芳垣安洋)
武田理沙+吉田達也
poketto(松丸契+日高理樹+山本達久)
MUGAMICHILL(中村弘二+ナスノミツル+中村達也)
松原東洋

[料金]
入場料1,000円+当日会場で投げ銭
-チケット予約制- 300人限定

[会場]
中滝アートヴィレッジ 駐車場
千葉県いすみ市岬町中滝2072
https://nakadaki-art-village.com

[アクセス]
お車:
アクアラインより茂原方面~市原鶴舞下車~一般道約30分
送迎:
JR外房線長者駅〜会場区間運行(予約優先)
運賃▶︎投げ銭